『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』シーズン2第6話に本家からあの人物が登場!

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アマゾンプライム・ビデオで毎週月曜日に更新される『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』シーズン2の第6話を見ようとFire TV Stickのリモコンをポチッとして始まったらいきなり「ウゲッ!」と声が出てしまいました。
冒頭に前回のダイジェストが数十秒流れるのですがその最後に「指示があるまで私に従いなさい」という台詞を発した兵士の顔を見てびっくり。
ウォーキング・デッド本家のシーズン7から9まで出演していたジェイディスじゃありませんか!
んっ?第5話に出てたの?と思ったらエンドクレジット後の短いシーンに登場してたのか。『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』ではよくあるけどこの回はないと思って再生ストップしちゃったから気付かなかった。

ジェイディス出現から色々考察してみよう

最初は「清掃人」という生存者グループのリーダーとして登場してリックたちと対立・共闘・裏切りなどを経て、「清掃人」の仲間が全滅後はコミュニティに加わり、結局馴染めず去っていったジェイディス(最後の方はアンと名乗っていた、というかそっちが本名か)。
そしてシーズン9第5話でウォーカーの大群を食い止めるため橋を爆破して瀕死状態のリックを偶然発見。市民共同体への手土産としてリックを連れてヘリに乗り込んだところでリックと共に本編卒業となりました。

ジェイディスには何かと不審な点が多かった

今回、ビヨンド主要人物の一人のハック(市民共同体軍のクーブリック中佐の娘。自身は軍曹)とこんな会話がありました。
ジェイディス「共同体に入ったいきさつを話してなかったわね。もう6年になる」
ハック「救助されたんでしょ?」
ジェイディス「荒れ地で暮らしてたの。コミュニティーを一瞬で作った」
ハック「想像できる」
清掃人でゴミ山の女王として君臨してた頃の話ですね。
ジェイディス「私は仲間を愛してた。でも殺された。同盟相手を間違えてね」
ニーガンの部下のサイモンに皆殺しにされてしまいましたからね。
ハック「残念ね」
ジェイディス「本当に残念よ。そのあとチャンスが来た。軍に価値のあるものを渡して市民共同体に加われたの。それで人生が変わった」
リックのことか!ていうかこれによって市民共同体に加われたとはどういうことなのか。
ジェイディスが極度に秘密主義のはずの市民共同体軍と無線でやり取りする場面は何度も出てきていて、しかも最後の方はかなり必死な様子でした。
あれは共同体に入りたい外部の人間というよりも、帰還を願う潜入スパイに見えるのですが。
私もシーズン9のいくつかのエピソードの感想でジェイディスへの違和感は指摘していました。

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まあ会話の中にサラッと嘘を混ぜるのもお手の物でしょうから何が真実なのかは不明です。
そもそも制作サイドが細部の辻褄合わせをきっちりやってるのかどうかも不明ですから。

『ウォーキング・デッド』ユニバースのタイムラインはどうなっているのか

2つのスピンオフを含めて同じ世界線に存在している3作品。
世界が終わってからの時間経過はどうなっているのか分かる範囲でまとめてみます。

『ウォーキング・デッド』
警官だったリックが勤務中の負傷で入院しているときにパンデミック発生。
その間に妻ローリがリックの相棒シェーンと浮気して誕生したのが娘のジュディス。
リックがいなくなって物語は一気に6年のタイムジャンプをします。シーズン9開始時点のジュディスを3歳くらいと考えると、第6話時点でジュディス9歳でパンデミック後10年ほどでしょうか。
その後シーズン10にかけて季節の変化があるので、ラストとなるシーズン11ではパンデミック後12年くらいになるんですかね。

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』
本家シーズン8最終話を最後にこちらに異動してきたモーガンとドワイト。
ニーガンに勝利した後、ジェイディスをコミュニティに迎えるため清掃人の本拠地ゴミ山に行き、その後自分一人でゴミ山に引きこもっていたモーガン。
度々訪れては戻るよう説得する仲間たちに別れも告げず旅立って行くのが、シーズン4の第1話。
本家シーズン8と9の間は2年弱だけどモーガンの出立は割と早いうちなのかなとも思います。
ドワイトの方はシーズン8最終話で死を覚悟するもダリルに「二度と顔を見せるな」と言われ車を与えられます。そして妻シェリーを捜す旅に出て、フィアーに登場するのはシーズン5の第3話。そこで「ずっとシェリーを捜してる。少なくとも…1年は経つ」という台詞が出てきます。
その後シーズン6最終話の衝撃の核爆発まで1年以内にも思えるし、現在米国で放送開始されたシーズン7はその続きとなるので、本家でリックが市民共同体軍の手中に落ちた時期とほぼ一致すると予想します。

『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』
これはシーズン1第1話であれから10年とはっきり言っていますね。
それからシーズン2のここまでせいぜい数ヶ月ってところでしょうか。

そうするとフィアーだけ何年も遅れてることになります。
本家がファイナルシーズンに突入しビヨンドもあと4回で終了してしまうのでフィアーが追いつき追い越す可能性がないとは言えないでしょう。

市民共同体はどれだけの巨大組織なのか

『ウォーキング・デッド』ユニバース3作品に登場する市民共同体軍CRM(Civic Republic Military)。
かつて本家では「三つの輪」のシンボルマークの入ったヘリコプターが思わせぶりに飛んでいるだけだったのが、今やこの世界における最大級の巨大組織として全面に出てきています。

ワールド・ビヨンド第5話で市民共同体の施設の中で普通に新聞を読むシーンが出てきたのには驚きましたね。
ここじゃマスコミが機能してるんかい!本家は自給自足のひもじい暮らしをしてるってのに…
1面に「Tribune」のロゴがあったのでシカゴ・トリビューンが発行されているということでしょうか。
新聞の見出しを見たハックと夫のデニスの会話は、
デニス「今さら文民統制だってさ。しかも協定のうちだと。誰も10年後を想像できなかったってことだ。オマハの件で、俺たちは振り出しに戻ったんだ」
ハック「政府が強引なのは私たち軍のことを疑ってるから?」
デニス「だろうな。軍と政治家の間には昔からあつれきがあったが、俺たちは上に従うしかなかった」
終わってしまったはずの世界で政府や軍が機能している。
軍というのは市民共同体軍だとして政府や政治家とは共同体の上層部のことなのか?
あるいは連邦政府がどこかに存続しているのか?
このあたりの謎に迫っていく物語を本家の方で見たかったのに田舎で人間同士の殺し合いをしてるだけなんだものなぁ。原作通りだろと言われればそれまでだけども。

ビヨンドメインキャラの少年少女たちがもといたキャンパス・コロニーはネブラスカ州にあり、コロニーと同盟関係にあったオマハも同州の都市です。
その両者とも市民共同体軍に殲滅されてしまった。
将来自分たちの脅威になりそうな規模のコミュニティは潰してしまえという皆殺し戦略なのか。
その場合、本家でリックたちが築いたコミュニティは周囲の敵対勢力と合わせても大した人数じゃないから監視対象ではあっても差し迫った脅威ではないとされているのかもしれません。

では市民共同体こそが全米最大の組織なのか?
そこはまだ分からないです。
すでに始まっている本家のファイナルとなるシーズン11で登場するのは原作通り「コモンウェルス」という巨大コミュニティだそうです。
このコモンウェルスが市民共同体とどういう関係にあるのかあるいは同一組織なのかは不明。
私はまだディズニープラスを契約してないのでどこかのタイミングでイッキ見しようと思っています。

ワールド・ビヨンドも残り4回の中で色々と情報開示があるはずでそこも楽しみですね。